性に関するよくある質問コーナー

妊娠と出産について

妊娠中のつわりや陣痛、出産は大変で痛いはずなのに、どうして女性は「産みたい」と言うのか。

妊娠し出産をすることは「自分の赤ちゃんを得る」ということです。痛い目やしんどい目に遭いたいわけではありません。純粋に自分の子、愛する人の子が欲しいからでしょう。生き物は種族保存の本能を持っているからです。

出産の仕方を知り少し怖くなりました。恐怖や不快感を感じることはよくあることですか。

未知の体験に対しては、不安や恐怖を抱くことは仕方がないことだと思います。しかしその先には「自分の赤ちゃんを得る」というもっともっと素晴らしい体験が待っています。分娩に対してしっかり準備および学習して前向きな気持ちで分娩に望めば不安や恐怖に打ち勝つ気持ちが生まれることでしょう。

出産するときの怖さとはどのようなものか

出産の怖さは、なんといっても「痛み」になるかと思います。今までに経験のない痛みを感じるわけですから不安に思うのは当然です。しかし怖さは何も知らないところから生まれます。妊娠したら妊婦健康診査をしっかり受け、分娩のメカニズムや痛みの発生とそれを和らげる方法をよく学習して分娩に望めばきっと分娩に対する怖さは軽くなっていく思います。

人工妊娠中絶について

人工妊娠中絶にかかるお金はどのくらいするのか。

人工妊娠中絶を行う妊娠週数により値段が異なります。妊娠週数が高くなるにつれ値段も高く成ります。施設によって費用はまちまちですが、初期の中絶で10万円程度、中期中絶では2030万円程度かかります。

中絶した後の胎児の姿は、人間の形を成しているのか。

 妊娠初期は人間の形をしておらず、むしろ魚類や爬虫類に近い形です。妊娠8週の終わり(受精後50)ころにヒトの外形となってきます。

人工妊娠中絶では、胎芽はそのままの形で出ることはなく、肉眼ではわからないことがほとんどです

中期中絶した赤ちゃんがどうなるのか知りたい。

中期中絶の場合は分娩という形で胎児を母体から娩出させます。母体外では生きていけない時期なので娩出と同時に死亡します。娩出した胎児は妊娠12週以降は死産届を出し、埋葬が義務付けられています。

若い学生で人工妊娠中絶をしなかった人は、どうやって生活していますか。若い年齢で出産した人は、みんな幸せですか。

若くして出産された女性がどのような生活を送っているのか私たちにはわかりません。その人にとって幸せが何かによって変わると思いますが、幸せになれるかどうかは、その人の考え方、努力や人生に対する姿勢によって得られるもので若くして出産したからといって不幸になるわけではありません。ただ望まない妊娠をした場合は大変大きな負担ストレスがかかり将来の人生計画に大きく影響があります。妊娠・出産は生まれてくる赤ちゃんに責任が取れるようになってからするべきでしょう。

妊娠して数ヶ月ほどで胎児が障害を持っているかわかるそうですが、その場合中絶すべきかそうでないのか、意見が聞きたいです。

出生前検査を行い、胎児の染色体異常などが疑われても、100%間違いがないとは言えません、また間違いのないものであったにせよ、その児が生まれ、人生を送る権利はないのでしょうか。母体保護法では胎児の異常により人工妊娠中絶をすることは認められていません。障害を持つ子は不幸なのでしょうか。障害を持って生まれても幸せに暮らしている児はたくさんいます。また障害を持つ児の親は必ず不幸なのでしょうか、障害のある児を持つことによってのみ見えてくるものもたくさんあります。幸せの価値観がきっと変わると思います。